自動車保有について

atsuhirolaw2008-09-28

 自動車保有については,自己破産などを申し立てるにつき問題となるが,実務では「もはやなくてもいいです。」とする人が若年層に増えている感じだ。
 確かに,自動車がないと生活できない場所に住んでいる場合は必需品ではあるが,そうでない場所では車を手放す場合が多い。
 現実的には,ガソリン価格が高騰し,本体価格の他に税金や保険・車検など保有にかかる付随費用が多くかかる。反面,かつての自動車はステータスシンボルだったが,彼らにとっては今やケータイなどと同じく便利な家電の一部に過ぎない。このようなことから現状,新車販売は低迷し,軽自動車が人気を博している(警察庁の統計によれば,過去10年新規の免許交付件数は一貫して減少している)。

 現実的原因以外には,時代の進化するにつれ,生活について様々な選択肢が展開されてきて,若者は自動車に乗らなければならないというようなモノ思考は後退したといこうとだろう。
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