公判手続の実際

atsuhirolaw2006-04-13

 今日は法廷で弁護人席にすわり公判に臨んだ。修習生時代も弁護修習で2回くらい隣に座ったことがあるが,やはり当事者となるとかなり違う。裁判所に向かう足取りは,なんとなく論文試験を受けに早稲田の街を歩いているような心境だった。
 まあ,公判手続自体は滞りなく進んでいったのだが,結局出来を決するのは十分な事前準備であると認識した。今回はかなり準備して臨んだので,まあそこそこの出来だったであろう。裁判官の補充尋問がかなりあったが,検察が主張した事実の確認が多かった。

 厳粛な公判が終了し法廷を出た後は,小さな開放感が訪れたが,また来週に向けてやるべき事が沢山あるのでさっそく次の仕事に取り掛からなければならない。なお,判決が1ヶ月後というのはかなり長い気もするが,ゴールデンウイークや記録が厚い等の事情があるので致し方ないところか。
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