新人弁はつらいよ

 相談者の話も時間いっぱい聞かずに,収益にならずかつ厄介なクレサラ案件(扶助にも当たらず,かつ免責不許可事由がうかがわれる)をクレサラ相談中に電話を架けて当事務所に回してくる先輩弁がいる。今日で2度目である。前の事案は(扶助にも当たらない),受任から3ヶ月間費用すら一切払わず辞任を検討しているところである。
 まあ,どんな人にも法的救済は必要であり,金にならなくても公益的見地から受任することについてはやぶさかではない。私自身が相談を受けていたら,いつも自分で何とかしている。
 しかし,まあまあの事案なら当該先輩弁護士のイソ弁から独立した人にはまわすのだろが,こういう案件(筋悪金無)のみ,ろくに依頼者の相談も聞かずに→即当方に回すのは許せない。今度は絶対断ろう。