執行猶予期間中にもかかわらず

 受任した国選事件で,執行猶予判決(保護観察付)から1年も経たないのに,再び同種の犯行を行った被告人がいる。執行猶予が取り消され,今回の刑とあわせて執行され,相当長期間刑に服すことになるだろう。

 
 判決時には,かの裁判官からうるさいくらいに怒られて,本人も反省したというのに。正に,「舌の根も乾かぬうちに」だ。

 
 こういう時の弁護は難しい。いろいろ事情をいっても,却って虚しく響くだけとなる。今後の生活についてのことについて考えてもらうしかない。
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