民訴基本書の著者が

 かつて私が民訴の基本書に使用していた本「民訴解法マニュアル」の著者で,元東洋大学法学部教授のH氏(弁護士ー教授を何年かやると認められるという特例弁護士ー現在この制度は廃止されている,H氏は司法試験には受かっていない。)が,薬事法上の不正請求で逮捕されたと聞いてびっくりした。

 
 彼の書いた解法マニュアル本は,あっさり書きすぎているという批判もあったが,私はH氏の講義カセットまで併用して何回も繰り返して講義を聴き勉強していた。
 そして,彼のなるべく単純化して思考過程を記憶するという手法は,邪道だとする見解もあったが,試験に対しては大変効果的であった。
 
 そんなH氏が,調剤報酬等を不正請求していたとは。彼の実質的に経営する会社(神宮前クリニック)や依頼人の会社を通じて不正請求をしていたらしい。一体何が彼をこうさせたのであろうか。
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