ダービーでも

atsuhirolaw2008-06-02

 6月1日東京競馬場で行われた日本ダービーの馬券売り上げは279億9187万9400円で前年比9.1%減と落ち込み,10年連続のマイナスで200億円台は1989年以来で,入場者数も前年比4.8%減の12万4951人だったそうだ。確かに人気・注目馬不在であったが,絶好の天気だったにも関わらずこの数字は,競馬人気が低落していることを象徴している。

 さて,このダービーのレースでは「JRAプレミアムレース」として行われ,通常の払戻金に5〜6パーセント程度還元率が付加され馬連1-7で 13,270円(840円、+6.8%)  -( )内はJRAプレミアム分、上乗せ率- 馬単で1-7 17,560円(1,110円、+6.7)3連単 1-7-3 201,300円(12,770円、+6.8%) と配当が高かった。
 まあ,プレミアムについてはあまり宣伝されていないから,よくわからなかった人も多かったと思うが。通常は約74パーセントの還元がこの日のダービーに限っては80パーセント還元(なお,単勝複勝はいつも80パーセントである)するということである。
 この配当をみて,日頃いかに当たっても少ない配当しかもらえていないことに改めて気がついた。競走の運営にお金がかかることはわかるが,全レースプレミアムレースにして競馬ファンに還元してほしいものである。そうすれば,多少ファンも戻ると思うのだが(競輪等他公営レースとの関係でそれが出来ないことは重々承知だが)。
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