ライブドアショックで株価大幅安(57)

atsuhirolaw2006-01-17

 何かのきっかけで株価が下がるであろうと思っていたが,ついにその日が来た感じだ。日経平均は460円余り下げ16000円を割り込み値下がり銘柄は9割を超えた。もっとひどいのが二部やジャスダック新興市場で,軒並みじゃじゃもれ状態だ(ライブドアが上場している東証マザーズは329ポイント安の2469ポイントと過去最大の下げを記録した。値上がり2銘柄に対し値下がり146銘柄に達した。)。
 しかし今回の下げ方は何か変であった。朝方は下げたものの,その後切り返し後場開始直後は元の水準にまで戻していた。それが,1時15分過ぎから急に日経平均先物に売りが出で,ソフトバンクなどがストップ安まで叩き売られるなどして,その後急降下に落下したのである。
 なにか人為的なものを感じるが,今回の急落はかつてのショック安のような迫力はなく,需給も良いのでこれから先どんどん下がっていくとは考えにくいところである。
 ただ,堀江社長ヒルズ族の,株式市場を利用したM&Aによる錬金術マネーゲームーはどうやら終焉を迎えたようである(是非は別として,並々ならない検察サイドの堀江つぶしの意欲も感じられたー確かに証券取引法に違反しているが,株下落→景気悪化→税収減の危険もある)。