最近保釈に時間がかかる？

　保釈相当事案（もちろん不許可になるケースもある）について，最近保釈請求から許可までが遅れているようだ。留置場の被告人も，交通関係の人が起訴から多少日にちが経ってから，保釈で出て行くと述べていた。
　昨年などは午前中に請求すれば，４時頃に許可されることもあったのだが，最近は３日以上もかかることがある。
　
　その原因は，ライブドア事件の堀江被告のように裁判所が許可を握りつぶしているわけではなく，検察官が求意見をなかなか出さないことによるものである。
　
　その留置場の被告人と「求意見が遅いね」などと話していたら，彼は保釈の求意見が遅れる原因について検察官がとても多忙である旨指摘していた。多忙のため時間がとれないのが求意見が遅れる第一の原因なのであろう。
　多忙なのは分かるとしても，身柄の問題なのでもう少しは早く処理してほしいものである。
人気blogランキングへ