■2005/11/12 (土) ワールドカッププレーオフ・アジア対北中米カリブ海

 そろそろワールドカッププレーオフが始まる季節である。その中で,私が特に興味を引くのがバーレーントリニダード・トバゴ戦である。このホームアンドアウェーの戦いを,是非バーレーンに勝ってもらいたいのである。
 というのは,同胞アジアということはもとより,次のワールドカップ予選からは強豪オーストラリアがアジアに入ってくるので,アジア枠を5に広げるためにバーレーンに実績をつくってもらいたいというのが主な理由である。
 バーレーンは,最終予選こそ,日本戦のオウンゴールや,結局最後の北朝鮮戦にも敗れ3連敗で終わるなど不調であった。しかし,ウズベキスタンとのアジア第5位決定戦で,日本人審判の誤審で再試合となり,負け試合を引き分けにもちこんだという幸運もあるし,ウズベキ戦を見る限り決定力があるフォワードもいてカウンターを得意としており,チームの調子も上がってきているようであり,日本と接戦をした実力を発揮すれば北中米カリブ海の4位には勝てるような気がする。
 いずれにしても,サッカーは何が起こるかわからないが,バーレーンには,劇的なドラマを演じて,なんとかアウェイゴール2倍でもなんでもいいから,トリニダード・トバゴに勝利してほしいところである。

 (追記・速報)11月12日にトリニダード・トバゴで行われた第1戦は,1−1の引き分けであった(なんか予想通り!)。これにより,バーレーンホームの第2戦で,0−0でもアウェイゴール2倍のルールでバーレーンのワールドカップ初出場が決まる。バーレーンはディフェンスもしぶといので,最終のウズベキ戦のように,スコアレスドローでドイツに行けそうな気がする。16日の戦いに期待したい。
 (速報2)残念ながら,バーレーンは0−1で敗れてトリニダード・トバゴがワールドカップ出場を決めた(トリニダード・トバゴはフランス大会のジャマイカみたいに日本と同じグループになるといいね。)。しかし,意外にもいつも涙をのんでいたオーストラリアがウルグアイをPK戦で破ってなんと8大会・32年ぶりに!本大会出場を決めたので良しとするか。日本もアンゴラにフランス・ルマン松井のゴールで1−0で勝ったことだし。