2005-11-18から1日間の記事一覧

■2005/11/18 (金) 離婚調停・裁判あれこれ

離婚の調停や裁判でいろいろな男女のケースを見てきたが,結局あっさり離婚が成立するかもめるかは,男女の置かれた立場の相関関係により決せられる。 1相手が駄目な男の場合、粗暴あるいは兇暴な場合 この場合女性は,お金を要求せず,離婚だけを望むので…

■2005/11/17 (木) 要件事実論(1)

司法研修所に入ると,民事系の科目について要件事実論を学ばなければならない。要件事実論は,要するに民法の理解を,立体化して民事訴訟法の攻撃防御方法の構造(裁判規範としての民法)に組み立て直すものである。 例えば,売買契約に基づく代金支払請求をす…

■2005/11/16 (水) 事務所の賃貸借(1)

事務所を借りるについては慎重に選ぶ必要がある。一旦決めたところを変更するとなると,敷金礼金をまた支払うのはもとより,事務所の記載のある書類等をすべて変更しなくてはいけないからである。とはいっても,既に修習中から決めていて,家賃も払っていた…

■2005/11/15 (火) 弁護士年間2700人時代 (1)

現行司法試験が廃止され,法科大学院卒業者が受験する新司法試験の合格者があと何年かすると3000人となる。任官・任検者を除いた,2700人もの大量の弁護士が社会に供給されると,どのようなことになるのであろうか。 この点,弁護士が供給過剰となり…

■2005/11/14 (月) 新司法試験サンプル問題ー民事系

新司法試験プレテストが実施され問題が公表されている。プレテストについては,成績も発表されているが,あまり出来がよくないようである。しかし,この点については,法科大学院1期生は対策を講じていないのであるから,無理からぬところであり,当然,来…

■2005/11/13 (日) 司法書士の簡裁代理権

周知のとおり司法書士が100時間に及ぶ特別研修を経て考査という国家試験に合格すると,簡裁代理権を付与される制度が新設されている。 この簡裁代理は,従来裁判所に対しては書類作成しかできなかった司法書士にとって,簡易裁判所という限定はあるが,依…

■2005/11/12 (土) 民事系の起案について

民事系の考試(通称2回試験)や修習中の起案について,当該起案の出来不出来は一次的には問題(記録)の作り方にかなり依存する面が多い感じがする。 民裁については,配布される記録の訴状や準備書面で,訴訟物や要件事実に関する情報がどれだけ削られたり余計…

■2005/11/12 (土) ワールドカッププレーオフ・アジア対北中米カリブ海

そろそろワールドカッププレーオフが始まる季節である。その中で,私が特に興味を引くのがバーレーン対トリニダード・トバゴ戦である。このホームアンドアウェーの戦いを,是非バーレーンに勝ってもらいたいのである。 というのは,同胞アジアということはも…

■2005/11/11 (金) 現行司法試験受験生の法科大学院進学

先日,現行司法試験受験生のための法科大学院既習者コース進学というガイダンスをみた。2人の受験生が登場したが,彼らはいずれもわずかばかりの差(短答1点,論文0.5点)で今年の現行試験に合格せずに,来年からは法科大学院に進学するそうである。 彼ら…

■2005/11/10 (木) 今年の司法試験合格者数

昨日午後4時,司法試験の最終合格者が発表された。今年の祝田橋の発表会場では例年より喜びの多い雰囲気であったものと考えられる。 というのは,合格人数は1464名であり,論文合格者より10人増えており,口述番号からすると,口述で涙を呑んだ受験生…

今日からスタート

■ いよいよ決心してブログを立ち上げることにした。本ブログでは,1法律関係職の独立開業に当たって感じたこと,2司法試験や各種資格試験に関して感じたこと,3自分の趣味のことなどを掲載していくつもりである。 自分は今現在,職印の発注をした段階に過…