民裁起案はしんどいね。

　今日は，民事裁判の起案でした。７時間半(昼食も記録を読みながらで)全く休み無しで起案しました。それでも，最後の事実認定は時間不足で粗くなってしまいました。うーん，民裁はとてもしんどいということを改めて実感しました。
　事案は，請負契約に基づく請負代金請求権を代物弁済で取得した原告の請求に対して，被告が譲渡禁止特約や，債務者対抗要件，相殺および弁済を抗弁として主張するというものです。事実認定は「代物弁済契約の有無」で，二段の推定とその他の間接事実が問題となっていました。
　とにもかくにも，いわゆる下段説明(得点源)をしっかりと書いたので，なんとかなっていると思うのだが。いずれにしても，起案は脳と体の体力勝負だ。