弁護人の冒頭陳述

atsuhirolaw2006-12-20

 ついこの間まであんなにも紅葉していた木々が,師走の訪れとともにめっきりボリューム感を失ってしまったように感じられる。今はもう1年の終わりを告げる落葉の頃。いよいよ今年も余すところが少なくなってきた。ここまで来るともう早い。そうこうしているうちに,やがて平成18年も暮れるだろう。
 さて,昨日は刑事の合議事件があった。単独事件と異なり,3名の裁判官が壇上に登場するので格別の重みが感じられる。今回は否認事件なので,弁護側の冒頭陳述を行った。検察側の冒頭陳述による有罪推定の印象を払拭するとともに,争っているという姿勢を示す趣旨である。
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